2009/03/30

オープンキャンパスではポーケンでご挨拶?!


大学の講義に,近隣住民の誰もが自由に聴講できる環境が必要だと思っています.

その際には,市民同士あるいは教職員と市民が,お互いの個人情報を交換する場合も出てくるでしょう.もちろん,単に挨拶代わりの名刺交換でもいいでしょうし,教員なら講義情報を,また市民の方なら,すでに聴講ずみの講義リストなど,よりつっこんだ内容の情報になるかもしれません.

ただ,そのような情報交換(名刺交換)が,簡単にできて,また個人情報の管理がしっかりできるようなシステム化を,今後,考えていく必要もでてくるのではないでしょうか.

そこで,ポーケン(Poken)のようなデジタル名刺が,今後,有効になるかもしれません.
ポーケンとは何??という方は,下記のサイトをご覧ください.

ポーケン同士をタッチすることで,お互いの(名刺程度の)個人情報を簡単に交換することが出来ますが,その情報を他のSNSとリンクできますので,情報量を自主的にコントロールできる仕組みになっています.

学生の個人情報は大学で責任を持って管理するため,情報交換が自由にできない不便な面も持っています.様々な市民が集い,知識を共有できる場所として大学を位置づけていく場合,セキュリティをしっかり保ちながらも,人々をつなげていく仕掛けも必要になってくると思います.

ポーケンが,今後,名刺のように広く普及していくのか疑問ですが,特定の目的にそって利用するという意味で,便利なツールになるのではないでしょうか.

Poken Japan
http://poken.jp/ja/
(写真は,上記サイトから引用しました)